初冬の候、皆様におかれましては益々ご清祥のことと存じます。
おかげ様で第3回がん撲滅サミットは皆様のご支援、ご協力により再び日本の空に翩翻と旗を翻すことができました。
心より感謝申し上げます。
開会式には政府、医療界、経済界、自治体関係者の皆様にご登壇いただき御祝辞を頂戴いたしました。
またNCI長官賞を受賞された小林久隆先生(NIH/NCI主任研究員)をはじめとする第一線の先生方に講演をいただくことができたほか、公開セカンドオピニオンも白熱した会場の中、日本が世界に誇るべき15人の医師、研究者の皆様に適切なご回答をいただき、心より感謝申し上げます。
がんは撲滅できるのか。その答えは未来の中にありますが、その兆候はすでに第3回がん撲滅サミットの中にあったように思います。
私は不可能こそ夢と希望と現実の生みの親だと考えます。途中に困難という壁を見つけたら、すでに事は半分成ったようなものです。あとは突破を図るのみ。がん撲滅は不可能から、今や困難という言葉に置き換えられつつあります。
その証左が光免疫療法であり、人工抗体の開発でしょう。
とすれば、後はオールジャパンで困難の壁を突破していくのみです。がん撲滅サミット2018の開催が早々に決まる中、決してひるむことなくがん撲滅に向けて前進したいと思います。
おかげ様で私のがん撲滅にまつわる取材は、すでに第3章までやってきました。第4章の取材はすでに始まっています。中にはがん撲滅サミットの前後のお時間を利用されて全国のがん患者の皆様がお会いされ、懇親を深める機会をお持ちになった方々がいらっしゃったことを関係者から教えられ、本当にうれしく思いました。
今後はがん撲滅サミット開催の日が皆さんの素晴らしい再会の記念日になれるよう更なる努力を重ねて参ります。そして、すい臓がん、小児がん、腹膜播種など難治性の希少がん撲滅のためにも政府諸機関に『先端高度がん医療センター』の設置を提言し、先駆的取り組みをオールジャパンで進めていくよう行動を開始いたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
御多忙と存じます。どうぞご自愛ください。
追伸、すい臓がんのハマリョウさんほかの皆様へ
第3回がん撲滅サミットのご報告誠にありがとうございます。
一点、ハマリョウさんのコメント欄に『同志』なる方によって2人の医師の方について書き込みがあったとのお話をお伺い致しました。
該当する医師の方々にお伺いしてみますと、現在もH院長のところに感謝しながら通っておられるとの事ですね。また女医の方も、お仕事として貴兄の件をお受けされていないとのお話です。また秘書の方を罵倒するなど患者としてのマナーにも問題があると思われます。
また、なぜ第3回がん撲滅サミットのお話を絡められたのかもわかりません。
第3回がん撲滅サミットは公開セカンドオピニオンであり、現場の医師の方は現場でお話をされたり、治療をされておられるのですから、こちらに対して貴兄が矛先を向けられるのも承知いたしかねます。
第一、H院長がそれなりの成果を挙げておられることに対して、失礼かと存じます。でなければ貴兄がなぜ日頃からH院長に、こうして生きていられるのもH先生のおかげ様ですなどと感謝の言葉を伝えたり、予約を入れておられるのかも理解できません。
もし『同志』様が『2人の医師に出会ったことは人生最大の過ちでした。後悔してもしきれません。』と仰っるなら、H院長を治療ラインから外されているはずなのですが、不可解ですね。来月もすでに予約を入れておられるようですね。
大事なことは、真実はやがて明るみになるということです。
ハマリョウさん、不快な思いをされましたね。
医療には、感謝と希望と勇気が必要です。
『同志』様がハマリョウさんと真の意味で同志になられる日が来ることを切にお祈り申し上げます。念のため同志様の件については特定されているものの不審な点が多々見受けられますので開示請求をさせて頂く予定です。
『同志』様、来年、がん撲滅サミット2018の会場で節度を保てるのであれば、ぜひお会い致しましょう。
「戦うべきはがんであって患者同士、医師同士ではない。ましてや医師と患者同士でもない」
私はこの言葉を胸に今後とも邁進して参ります。
中見利男拝