この度の西日本豪雨、台風災害、北海道地震に被災され、お亡くなりになった方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
復旧、復興が始まったエリアの皆様もこれから立ち上がろうとされている皆様も、どうぞお元気を出してください。『日はまた昇る』の精神で応援させていただきます。
さて、お陰様で第4回がん撲滅サミット(https://cancer-zero.com)も順調に入場エントリーを全国の皆様から頂いているとのことです。
心よりお礼申し上げます。
回を重ねるたびにがんを撲滅しようという考え方が少しずつ浸透しているような気がしております。引き続き不可能を可能にしていく人類のダイナミズムに期待したいと存じます。
がん医療の世界でがんを撲滅しようと声を上げて5年が経過しましたが、私の理念はただ一つ「がんの撲滅」です。ですから、この理念の下に、ただひたすら同志と力を合わせて突き進むだけです。従って、素晴らしいご意見はできるだけ実施していこうと思います。
しかし、中には時間をかけて進めなければならないこともあります。たとえば、寛解者のデータを集約することです。いざ募集を始めても数例だけでは、これをエネルギーに変えていくことは困難です。もちろん何もないよりは良いと思いますが、それならば一人の患者さんがご自身で集めることも可能です。広く呼びかける以上、すでにそういう試みを行っている組織や団体と相談して、より多くの皆さんの症例が集まるような仕組みを作り、少しでも多くの患者の皆さんのお役に立てるようにしなければなりません。また呼びかけも多角的に行わねばなりません。
集まったデータをどのように保護するのか。裏打ちはどうするのか? 決して思い付きだけでは行動できないのです。しかし、我々は何事も準備が整ったとなれば一気に進めて参ります。ですから進んでいないなあ、とイライラされることがあるかもしれませんが、どうぞ引き続き応援をいただけますと幸いです。
また先端高度がん医療センター構想についても、時間をかけながら検討を進めていただけるようアクションを続けております。当日、どのようなご報告ができるかまだ分かりませんが、必ずこの件については触れさせていただきます。
また会場には当日、昨年同様に関係者席をご用意させていただきますが、たとえここが空席であってもそのままにしております。なぜなら、警備上の理由から前2列か3列はスペースを取らなければならないのです。したがって皆様のご理解をいただけますと幸いです。
さらに当日、お集りの先生方に有料で個別に相談をしてほしいというご意見があるとの報告をスタッフより受けておりますが、現時点では考えておりません。むしろ病院にご自身のデータをお持ちいただき、ゆっくりとご相談された方がよろしいかと存じます。
会場でご質問をいただき、少しでも闘病のご参考にしてほしいとの思いからスタートした公開セカンドオピニオンです。だからこそ、あえて勇気を出してご質問をされる行為こそ、ご自身だけではなく他の皆さんにも勇気と希望を与える尊い行動なのです。同じ思いを共有することで希望を持ってお帰りいただきたいと思います。より詳しいお話をお伺いされたいのであれば、お近くの医療機関や、その先生に病院内でセカンドオピニオンを受けていただくことをお勧めしたいと思います。
それでは当日、皆さんとお会いできますこと心から楽しみにしております。ぜひ入場エントリーを行って、チケットをお持ちください。入場エントリーは第4回がん撲滅サミットHP(https://caner-zero.com)にて受付しております。
御多忙と存じます。どうぞご自愛ください。
中見利男拝