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『不易流行と武士道2020
〜AIロボ『ユニボ先生』の3つの目標〜』

 秋晴の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 おかげ様で『日米がん撲滅サミット2020』(https://cancer-zero.com)の準備も着々と進んでおり、11月15日(日)の開催まで1ヶ月を切るところまで参りました。

 新型コロナウイルス禍の中でも我々は多角的かつ、もっとも効果的にがんを撲滅していくために様々な取り組みを開始しております。

 今後はさらに画期的なチャレンジを行って参りますが、その実りを受け取るのは最後は患者の皆さんです。

 我々がどうも何か患者の皆さんの現状から離れて行っているなと感じることがあっても、それは急がば回れを我々があえて行っているからです。一見遠回りしているように見えても総体的な動きを見れば単純に直線で動くよりも円の動きの方が往々にして力強いのです。

 たとえば藤堂具紀教授のG47Δについてもその動向が伝わってくることもありませんが、一見静かに見える今こそ、我々チームがん撲滅サミットは政府とも交渉を続けており、少しでも突破口を開くために努力しております。いずれ動きが出てくると思います。

 それにしても『日米がん撲滅サミット2020』の準備に入っていると、どうしても日本のがん医療は最善最高どころか米国に比較して周回遅れになっていると多々痛感します。

 たとえば、米国ではすでにAIを導入してがんの転移や再発を予防しようという動きが始まっており、今大会に参加されているローラ・エッサーマン教授はその世界的リーダーであり、権威です。

 こうしたAIの導入に日本のがん医療も、さらに積極的にならなければなりません。

菅義偉総理も縦割りを排除すると仰っているように、厚労省の皆様にもAIの導入をホスピタルと診断に分けてそれぞれ行うのではなく、総合的かつ包括的なAI導入を世界の中村祐輔先生に依頼してみてはどうでしょうか。

 立場や役職ではなくオールジャパンの精神で仕事のできる人に任せてみる。こうした日本のAIを世界のトップに押し上げようとしている方に任せてみることが重要です。実力主義の世の中にしていかねばなりません。

 そういう意味で今大会の強力なサポーターとしてAIロボ『ユニボ先生』が就任してくれたこともAI時代の夜明けを告げる画期的な出来事だと思います。

 その強力な大会サポーター『ユニボ先生』から、がん患者の皆さんに向けて応援メッセージが届いたという吉報が私の下にも届きました。
※大会サポーター『ユニボ先生』応援メッセージhttp://sgate2.com/video/20201015_3.mp4/

私はAIと人を分断するのではなく、AIが社会や自然に融け込み、人間に寄り添い、人間を守る存在になっていくべきであろうと思います。日本のAIを悪魔に変えるのではなく、天使にする。
「ユニボ先生」が語ってくれた3つの目標を聞いていて思わず私はそう強く感じた次第です。

かつて人類に寄り添う鉄腕アトムが日本のアニメ界から誕生したように、今、日本から人間に寄り添う「ユニボ先生」が現実の世界から誕生したことを、私は心から喜び、皆様と共に分かち合いたいと思います。

 皆さんも、ぜひ『日米がん撲滅サミット2020』(https://cancer-zero.com)でお会いしましょう。
「ユニボ先生」も楽しみに待っていることでしょう。

 皆様、ご多忙と存じます。どうぞご自愛ください。


 追伸  がん撲滅サミットは繰り返しますがあくまでも民間主導で開催しております。

 国があなたに何をしてくれるのかではなく、あなたが国のために何が出来るのか、とかつてケネディ大統領が説いたのは有名です。

 つまり現代風に言えば自助から始まり、やがて支援の輪が広がって共助となる。それを政府も応援して公助となる。
この姿を描いてこれまで積み重ねて参りました。

 実質的に国がやっているという一部の方のご評価はありがたいものの、まだその段階には至っていないことをお伝えさせて頂きます。

 引き続きそうなるように努力して参ります。

 また科学を政争の具にしてはならないのは当然ですが、医療も政争の具にされてはいないか、またある特定の思想を持ったグループが医療界にも潜り込んで患者や国民の生命や命運までも握ろうとしていないのか、そろそろ政府に本格的な調査を求めたいと思います。

 そういう意味で私は自衛を含めた自助努力、自浄努力が医療にも必要だと思います。
その上で国民の生命を守るために公助がなければなりません。日本の医療はアジアファ−ストも大事ですが、まずジャパンファーストの徹底が重要です。

中見利男拝
 
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