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『不易流行と武士道 令和元年
〜がん患者110番スタートへ!〜』

 処暑の候、皆様におかれましては益々ご活躍のことと存じます。
 おかげ様で創立5周年祈念〜第5回がん撲滅サミットも入場エントリーを開始しておりますが、全国から多くの皆様にエントリーをいただいております。
 心から感謝申し上げます。

 また9月10日(火)午前11時より『がん患者110番〜がん患者の未来を守れ!』プロジェクトがスタートです。

 心ない医療者や医療機関から不当な扱いや罵声を浴びせられたなど、がん患者の皆様から多くの声が聞こえてきた以上、その実態を調査し、国にも報告。しっかりと改善を進めることが重要です。

 なかには医師が主人で患者はその隷属化にあると勘違いをしている医療者がいらっしゃいます。

 また患者やサバイバーの方が他の患者に対して、すべての代替医療は「インチキ」と連呼して、自分だけが正しく、他者の考えを認めようとしないペイシェントハラスメント、いわゆるペイハラを繰り返す人物についてもたびたび報告を受けています。

 普通はがんサバイバーであっても自分のがん種にこだわらず標準治療だけでは難しい希少性、難治性がんの方々に対しても理解を示すはずですが、残念なことです。

 しかし、その患者たちの背後には前述の医師たちが控えており、当該の人物をコントロールしているという構図も見受けられており、これも間接的なドクターハラスメントに当たると考えられます。

 がん患者の皆さんの闘病生活のなかで医師の存在が占める割合は格別のものがありますが、こうした医師に対しても不要なストレスを感じておられる方も多いと思います。

 がん患者の皆さんが心に痛みを抱えながら隷属的に治療を受ける時代から医療者とがん患者が共に助け合う時代に、また「あなたにはもう手がありません。」ではなく「私にはもう手がありません。しかし他の手はないか、私も探してみましょう」ぐらいのことが医療者自身、言えるようにがん医療界にイノベーションを起こしましょう。

『がん患者110番』は告発ではありません。患者に寄り添ったがん医療を確立するために改善を求めていく情報センターです。

 ところで先日以来、指摘しているPMDAの重鎮のお1人が今月号の月刊『集中』誌においてインタビューに答えてこう語っています。引用します。

『(私は)就任時から「4つのF(First)」というキーワードを掲げています。1つめは「ペイシェントファースト」で臨床現場と良好な関係を築きながら、患者さんを第一に考えた業務を行っていくこと。
 2つめは「アクセスファースト」。人々が必要と指定最善の医療に資する医薬品や医療機器の患者アクセスを迅速化します』

 その後、PMDA重鎮は3つめに「セイフティファースト」、そして4つめに「アジアファースト」と4つのFについて説明された後、今後の目標としてPMDAの国際化を推し進め、「世界で最初の承認」を目指すということを高々と宣言されています。

 であれば、藤堂具紀教授のウイルス療法G47Δに対して、「二重盲検をやるべきだ」「ウイルス療法だけを特別扱いしない」などと繰り返す人物が、PMDA内にいるのかどうかを重鎮自ら調査に乗り出し、率先してPMDA改革に乗り出されることを期待しています。
 同時にアドバイスです。

 そのうえで、もしPMDA内に該当するような発言をしている人物はまったくいないと確信されたのであれば、先の4つのFに従って多くの膠芽腫や難治性、希少がん患者の皆さんのために「ペイシェントファースト」と「アクセスファースト」を徹底頂きたい。まず藤堂具紀教授のウイルス療法の実用化を急いでいただければ幸いです。

 やがて世界中の人々が、その治療を受けることができれば、これこそが重鎮が目指しておられるPMDAの国際化への第一歩でしょう。

 ところで日本の医療は欧米に伍していくことで広い意味で国際化につながると思いますが、なぜ重鎮が「アジアファースト」と、あえてアジアに異常にこだわるのかわかりません。

 中国は日本のがん医療を評価する一方、アメリカに追いつけ、追い越せで前進しております。PMDA重鎮がアジアに貢献したいと考えておられる今、この瞬間も欧米やアジアの中で日本は熾烈な競争に巻き込まれていることを、まず理解されることが重要です。

 そのうえで申し上げるなら、米国が中国企業から医薬品開発について技術や機密情報を盗み出されているという危機感を持っており、世界に警鐘を鳴らしていることもご存知でしょう。

 従って「アジアの人たちで開発をやり、アジアの人たちに合った薬をどんどん開発したい」と流暢な夢を語る前に、まず日本全体の機密情報や開発情報が海外に流出していないか、実態をよく調査することです。

 その上で国際競争に耐えられるだけの日本の医薬品、医療機器開発システムを早急に構築するべきかと存じます。

 すなわち、これこそがPMDAに課せられた喫緊のF、すなわちジャパンファーストです。

 アジアファーストは確かに将来的に素晴らしいお考えです。反対はしません。しかし日本の研究者や医療関係者、そしてがん患者の皆さんを守るためのPMDA を確立してからでも遅くはありません。

 そして繰り返しますがPMDAが国民の税金によって一部でも成立していることをご存知であれば、まずはジャパンファーストで日本のがん患者の皆さんのために、たとえばG47Δをはじめとする早期承認を実現していただきたい!

 それを実行されたときに理念の実践者として評価したいと思います。
 アジアファーストは、少なくとも3年以上かけて世界に誇るジャパンファーストの基礎を固められた後で世界とアジアの共存をお考えになればよろしいかと存じます。

 逆にアジア各国から日本に熱い視線が注がれてからでも遅くはないでしょう。

 専門誌『The New England Journal of Medicine』を通じて識者と考えられる方から日本のPMDA承認制度は遅れているという意味で「世界で初めてPMDAが承認した品目はわずか5%にすぎず、大半はFDAが世界で最初に承認している。それで審査が速いなどと言うのはおかしい」という指摘を受けているわけですから、アジアも大事ですが、まずは日本をもっと重視していただきたいものです。

 しかし、皆さん、このようにPMDA重鎮も力強く日本のペイシェントファーストを宣言されたわけですから、徐々にがん医療界にも改革の波が押し寄せているということかもしれません。

 同様に、『がん患者110番』へは新しい治療法を認めてほしいというご希望があればご遠慮なく投稿してください。

 安全性が確立しているのに、実用化が認められないこと自体が実は権力によるパワーハラスメントそのものなのですから。

 引き続きPMDAに熱い視線を注いで参りましょう。

 気候の変化も激しくなっておりますので、どうぞご自愛ください。

中見利男拝
 
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